「頻繁に、短く、わかりやすく」

投稿日:2019.01.27

医療法人社団弘仁会中根クリニック様にて社内研修を担当させて頂きました。テーマは「パワーハラメント時代の職場のコミュニケーション」。医療及び介護スタッフの約30名の皆様を5、6人のグループに分け、対話することを重視し、進行いたしました。現場の最前線で働く皆様にとってパワハラは関心が高いようで、スタートから活発なディスカッションが展開されました。

研修終了後に施設長の中根さんとお話をさせて頂くと、次のように仰っていました。
「今日のような研修は良いですね。私はもちろんパワーハラスメントの知識をつけることも大切だと思いますが、それ以上に普段は違う施設で働くスタッフ同士が集い、日常と異なる雰囲気で学び合い、語り合える機会をつくることこそが重要だと考えます。それが何より風通しの良い職場に繋がるではないでしょうか。」

中根クリニック様では定期的に研修を継続しているそうです。目的はコミュニケーションの場をつくること。その時々にふさわしいテーマを選択し、習慣としているのだと理解しました。
よくコミュニケーションを良くするためには、長さより回数(頻度)のほうが大切だと言われます。わかりやすく言えば、仲良くなりたい人と10時間ずっと一緒の時間を過ごすより、その人と濃い1時間を10回繰り返した方が、関係は確実に親密になりやすいということです。
これはホウレンソウ(報連相)も同様ではないでしょうが。上司から見て安心できる部下は「頻繁に、短く、わかりやすく」ホウレンソウが出来ているのではないでしょうか。つまり、その逆である「まとめて、長く、難しく」ホウレンソウしている部下は少し心配になるかもしれません。だからこそ、結論から伝える。5W1Hで話す。意見と事実を区別して話す等が効果的なのだと思います。

そして、今回中根さんのお話を伺い気がついたのは、これは研修やミーティングにも通ずる部分があるのではないかという点です。習慣化することで、得られる効果はぐっと高まるかもしれません。そして、習慣化するためのポイントは「頻繁に、短く、わかりやすく」だと思います。

休日に家族と一緒にゆっくりと明治神宮を参拝してきました。日頃はなるべく無駄を削減して働こうと努めていますが、生きていく上では“思いっきり無駄(と思われる)な時間”も必要なように感じます。何が無駄で何が無駄でないのか、難しいですね。