主体性を発揮するための4条件

投稿日:2019.09.29

今週を以って、株式会社キャリアステーション様が主催された6カ月間に及んだ合同新入社員研修が終了しました。パートナー講師として多数の講座に登壇させて頂き、約100名の新入社員様(富士・静岡エリア)と出会う機会を頂くことができました。「地域の人材育成に本気で貢献したい!」という志のもと事業を営む当事務所にとって、大きな学びの機会を得ました。チャンスを下さり、支えて頂いた全ての皆様に感謝いたします。感謝の気持ちはしっかりと力に変え、10月も邁進する所存です。

9/26には新入社員研修の総まとめ講座(先輩講師が登壇)が行われ、オブザーブ出席をさせて頂きました。受講している新入社員様の横顔を拝見し、入社時点との様々な変化を感じました。その中でも強く感じられたのは、自ら考えて行動するという主体性が発揮されていた点です。

では、入社した時点では、新入社員様に主体性を発揮するために必要な能力がなかったのか?そんなことはありません。個人ごとに能力の差あるにせよ、22年間の人生の中で主体性を発揮するために必要な能力は培われており、一人でいる時には少なからず主体性が発揮されているはずなのです。
つまり、大切なことは、【個人の主体性を組織や集団の中で適切に発揮できるかどうか】だと考えています。そして、私は自らの経験の中から、以下の4条件が整わないと、人は組織の中で適切に主体性が発揮できないと分析しています。

①チームの目的や目指すべき目標を理解できていること。
②その上で自分が担当すべき仕事(役割)を理解できていること。
③チームを構成するメンバーの考え方や特性を理解できていること。
④間違いや失敗をしても分かってくれるというチームに対しての信頼があること。

今回の研修の中で主体性が発揮されたのは、6ヶ月の研修を通して、先輩講師や同期の仲間というチームの中で4条件を満たすことができたからではないかと思いました。それと同時に、それぞれの会社に帰ったらどうなのか?そんなことを想像しながら、研修を見学させて頂きました。

最後に視点を部下・後輩を育成する私を含めた上司・先輩に戻します。これからの上司・先輩に求められるのは、部下・後輩が主体性を発揮できるように支援する力であり、サーバントリーダーシップなどとも言われています。私はそれをさらに具体的に行動化するため、部下・後輩が上記の4条件を整え、主体性を発揮できるように自らの言動を選択するよう心掛けています。未熟極まりなく、選択を間違えたり、勉強不足につき本来選びたかった選択肢がその時点ではなかったという反省の繰り返しです。
しかし、経験が人を成長させることも知っています。失敗を恐れずに、これからも主体的に支援の手段を選択し、チャレンジし続けていこうと思います。