変えられるのは自分と未来のみ

投稿日:2020.06.28

隔週くらいのペースで教室に通いアドラー心理学を学んでいます。最近は学ぶことが何よりも楽しく充実した時間になっています。

アドラー心理学はアルフレッド・アドラー(オーストリアの精神科医)が確立した心理学で勇気づけの心理学とも呼ばれ、人間が幸せに暮らすための方法(自分の変え方)をわかりやすく教えてくれています。物質的に豊かになりながらも、幸せが実感しにくい現代社会の中で、アドラー心理学に注目が高まってきたのは自然の流れだと思います。

私がアドラー心理学に共感する最大の理由は、「過去」ではなく「現在」と「未来」に焦点を当てるという、目的論という考え方に根ざしていることです。過去に焦点をあてると「こんな結果を招いたのは、過去のあれが悪かったからだ」というように考えるのに対して、現代と未来に焦点を当てると「悔しいな。次は期待した結果が得られるよう何が改善できるか考えよう!」と考えます。アドラー心理学が素晴らしいのは、この両者の考え方の差を性格の違いではなく、「目的」の違いにあるとしている点です。

アドラーは人の行動は全て目的よって説明がつく。過去に焦点を当てた前者は「どうせ自分は期待する結果は得られないから、努力するのはやめよう」という目的を持っている。一方、現代と未来に焦点を当てた後者は「必ず期待した結果を得る!」という明確な目的に沿って、思考・行動が動いているのが良く分かります。つまり、目的に沿って思考・行動が働くわけですから、思考・行動を変えるためには、正しい目的を持ち、目的に沿った適切な目標を設定することが求められます。会社経営も個人の人間経営も正しい目的・目標を掲げることが大事であることがよく理解できました。

そして、私はその目的・目標設定に大きく影響を与えるものが性格だと思います。心理学では性格はキャラクター(遺伝的なもの)とパーソナリティ(環境等で身につくもの)からなると考えます。アドラーはこの性格のもとになるものをライフスタイルと呼び、4~5歳で形成される。ライフスタイは親や育った環境からの影響は大きいものの、最後は自分で決定しているわけだから、自分で変えられると言っています。ではどう変えたら良いのか、その具体的な方法を講座の中で学んでいます。ある程度の手応えはありますが、自らの実践を通してしっくりときたタイミングでご紹介いたします。

どれだけ学んでも他人は変えられない。変えられるのは自分と未来のみ。
学ぶことは目的に非ず。学ぶことの目的は自分自身が変わることにあり。
自分を変えるために、これからも学び続けていこうと思います。