人生は全て自分が決めている

投稿日:2020.07.26

アドラー心理学を学ぶため、定期的に浜松の教室に通っています。
私が心理学を学習する第一の目的は、人間の感情・思考・行動の一連のサイクルを学び、自分自身をコントロールするためです。

現代は情報の時代です。スマホ1つで、自分の外側で起きている身近な地域から世界に至るまでの様々な情報を手に入れることができます。しかし、反対に内側である自分自身についての情報はどうか?こればかりはスマホも教えてくれません。
自分の内側で起きている感情・思考・行動の発生の源である動機や願望は何か?なぜそのような心理的な変化が起こったのか?については、意識をして自分自身を内省する習慣を身に付けておかないと得られない情報なのだと感じます。

私は少し前から、外的な情報以上に内的情報である自分の特性や強みを理解することに価値があるのではという考えを持つようになりました。
アドラーも自己を理解することを非常に重要視しており、「人間は、自分自身の人生を描く画家である」という言葉を残しています。アドラー心理学には5大理論があるのですが、この言葉の主な意味は自己決定性という理論にまとめられています。
自己決定性は、人生の主人公は自分であり、自らの運命は常に自分が決定しているというものです。極端に述べれば、「過去の出来事や周囲の環境がどうであれ、今歩んでいる人生は全て自分が望んで選択してきたものである」という考え方です。

教室を担当している磯部隆先生は「自分が生まれ育った環境、卒業した学校、今の仕事、お付き合いしている人間関係等、色々な要因が自分の人生に影響を与えているが、それはあくまで『影響因子』に過ぎない。どんな状況に置かれたとしても、最後は自分で選択することができるのが人生。つまり人生の『決定因子』は常に自分である。」と解説して下さいました。

人生の主人公は自分である。言葉にするのは簡単ですが、実際に自分が主導権を握り、人生を歩んでいくのはなかなか難しい。誰が望んだ訳でもないのに、いつのまにか他人や環境に主導権を握られてしまい、誰かがつくった流れにまかせて歩んでしまっていることが多いように感じます。
スポーツも仕事も人生もそうですが、一見他人との戦いのように見えて、実はほとんどが自分自身との戦いなのではないでしょうか。相手があることなので相手に勝つことは難しいですし、自分で完全にコントロールすることはできません。しかし、自分に負けないことは自分の管轄の問題なので必ずできるはずです。

人生の主導権を握るとは、自分に負けない自分をつくることではないかと思います。
そのために学び続けます。