胆識のレベルを目指す

投稿日:2020.09.06

月に1度、妻と弟と一緒にアドラー心理学とフィロソフィ勉強会に参加しています。フィロソフィ勉強会は、稲盛和夫氏の半世紀に渡る経営者、人としての実践から学ぶ勉強会で、長年、盛和塾で稲盛塾長のもとで学ばれた会計士の村田先生に教えて頂いています。

アドラー心理学と稲盛氏の経営哲学は共通点が多く、根っこにあるのは「因果応報」の考え方だと理解しています。自分が蒔いた種(因)が果実(結果)になる。従って、種を蒔かなければ結果は生まれるわけがなく、蒔いた種の通りにしか結果は生まれません。アドラー心理学を御指導頂いている磯部先生は、『蒔けば生え蒔かねば生えぬ何事も人は知らねど種は正直』という言葉をよく紹介してくれています。今の自分は過去に自分が蒔いた種により出来た果実である。そして、10年後の自分は、今蒔いている種の通りの自分になるということです。
改めて、日々の一つひとつの言動が未来の自分を創っていることを自覚します。未熟な自分を叱咤激励し、一つでも良い種を蒔けるように努めます。

また、種蒔きに繋がるアドバイスとして、村田先生は物事の理解には知識、見識、胆識という3段階のレベルがあることを教えてくれました。
●知識 - 知っている。聞いたことがある。
●見識 - 理解している。実践できる(つもり)。
●胆識 - いつも実践できる。いつも結果がでる。

盛和塾が目指していたのは「胆識」であり、経営者はたまたま実践できて成功しても意味がない。毎回実践できるレベルにまで引き上げ、継続的に結果が出るようにすることが重要であると、村田先生は教えてくれました。
また、経営者とは会社の代表者だけを指すのではなく、全ての人が経営者であることも添えられていました。一人ひとりが自己経営、家庭経営、仕事(事業)経営をしている。経営方法は多種多様で、経営方法を選択するのは自由です。しかし、歴史を振り返ると、高い確率で幸せになれる正しい経営方法が存在する。それは「経営の原点12ヶ条」を胆識のレベルにまで引き上げることであると稲盛塾長は仰っていたそうです。

現場の中で、表層的な知識レベルではお客様や世の中のお役にたてないことを痛感しています。
いかに見識や胆識のレベルに引き上げていけるか、そのためには実践しかないと思います。
実践を重ね「経営の原点12ヶ条」を遵守した経営者となれるよう精進致します。