1日を精一杯生きる

投稿日:2020.12.06

早いもので2020年も残り1ヶ月をきりました。
2018年4月に富士市柳島の地でスタートした当事務所ですが、今月、事務所の移転を行います。2021年からは富士市中島で新たなスタートをきります。関係者の皆様方には、年内中に改めて住所及び御連絡先を御案内させて頂きます。
約2年9ヶ月間、今の事務所にお世話になりました。
未熟極まりない私ではありますが、毎朝、富士山に向かって感謝の言葉と基本理念を唱和し続けたことだけは良い事だったと思います。これからも初心を忘れずに、命果てるまで続けてまいります。

一日は一生の縮図である。一秒一秒の積み重ねが一日となり、一日一日の積み重ねが一か月となり、一年となり、そして一生になる。だから毎日を精一杯生きる。2年9ヶ月の時間を経て、この言葉が意図するところを、本当の意味で理解できるようになったと思います。

限りある命だと意識することができると生き方が変わります。しかし、物質的に豊かな時代に生きる私たちはこの意識を持つことが難しいのだと思います。私もつい最近までは本当の意味で意識することはできていませんでした。
まだまだ認識不足ではありますが、この意識が芽生え始めたのは、30歳の時に富士市青少年体験交流事業キズナ∞の島という事業で、東日本大震災で宮城県気仙沼市を訪問させて頂いたことがきっかけでした。
多くの方が犠牲になった場所でその空気を吸い、悲しみを抱きながら語ってくれた皆様のお話から、人間はいつ死が訪れるかわからないという真実を、正面から受け止める機会となりました。人は死と向き合うことで、生に対する感謝の念や時間を大切にしようという気持ちが自然と生まれてくる感覚を、その時に体験しました。

生きること、死ぬことについての自らの考え方を死生観と呼びますが、正しい死生観を持つことは毎日を精一杯生きることに繋がるのではないかと、最近は考えています。
恐らく、吉田松陰や西郷隆盛に代表される幕末の志士の先輩方は、死と隣り合わせの中で卓越した死生観を持っていたからこそ、いつ死が訪れても恥じることのない生き方を貫くことができたのだと思います。

令和3年からは、新たな「いただきへの、はじまり」です。
はじまりを頂けることに深く感謝し、自然の象徴たる富士山に対して深く感謝し、お世話になっている皆様方に深く感謝をし、邁進してまいります。