社労士オフィスろーどの塩川好輝です。
今回の事務所日記では、富士塚で行われた第14回冨嶽両界峯入修行に参加する方々のお見送りをさせていただいた様子と、お見送り時に実施するお祓いに私達が参加をさせていただいた目的をご紹介させていただきます。
大和修験会様が行う「冨嶽両界峯入修行」とは、どのような行事なのか
冨嶽両界峯入修行とは、大和修験會様(※)主催で行われる修行です。静岡県富士市の海抜0m「田子の浦海岸」または「富士塚」から富士山頂を経て山梨県側へ下り、青木ヶ原珠海を抜け「精進湖」までをすべて自らの脚で歩くという、とても過酷な修行になります。
(※) 大和修験会は、修験道を通じて仏道を極め人々の生活の中で道標となれるよう切磋琢磨し励んでいく事を目的とした、宗教の垣根を越えた信奉者の会になります。
登山ルートは、富士市役所の観光課が中心となり富士市で設定された「登山ルート3776」の道を歩きます。
この「登山ルート3776」は海抜0メートルから富士山頂(標高3776メートル)を目指す全長約42キロメートルの登山ルートです。
あらゆる視点からの富士山の眺望、多くの先人達が歩いたとされる海からの富士登山の歴史、そして富士山や駿河湾といった恵まれた自然により形成された観光資源や産業資源等、このルートでしか楽しむことのできないオンリーワンの魅力が満載となった登山ルートになります。
なぜRoadは富士塚での参拝に参加をしたのか
Roadでは、毎日の朝礼の中で経営理念の唱和を行っています。
その中で経営理念の中にある「富士山を敬い、人を愛し、道を求め続ける」という言葉を毎日唱和しています。
この「富士山を敬い」という言葉には、「私たち人間は自然に生かされ、成長をさせていただいているため、自然を敬い、感謝をしなければならない」という意味が込められており、今回の富士塚での参拝は日々私たちが成長させていただいている富士山に対し感謝の気持ちを伝え、さらなるRoadの成長と飛躍を祈願することを目的として参加をさせていただきました。
富士塚での様子
①お祓いの様子
大和修験会代表の宮元隆誠様にお祓いをしていただきました。
これから修行に参加される方々、私たちRoadと同じく見送りに参加された富士市役所観光課と登山ルート3776に参加されている皆様、そして富士塚の近くに住んでいる方など、多くの方と一緒にお祓いをさせていただきました。
お祓いの最中「今年も参加した全員がかけることなくやり遂げられるといいね」や「暑いから熱中症には十分に気を付けないとね」など、皆さんが一丸となってこの修行が成功することを願っているのが伝わってきました。
②登山者のお見送り
登山者のお見送りでは、出発前に大和修験会の宮元隆誠様から登山者と参加者を見送る方々に向けて激励の言葉をいただいた後、出発、見送りという形で進みました。
今回の行事に参加して感じたこと
今回の行事に参加させていただき、自分の身の周りにあるすべての人や物に感謝しながら生活をしていかなければならないと痛感しました。
私は現在Roadに入社をして1カ月半が経ちました。
この1か月半、自分ひとりでやりきることのできたと言える業務はいまだ一つもありません。業務に取り組んでいく中で必ず先輩やチームの誰かに助けていただいています。
職場の雰囲気にも慣れ始めたこのタイミングで「自然や周りの人に支えられている、成長をさせていただいていることに感謝をする」ということを再認識することのできた、とても貴重でよい経験となりました。
ここで得ることのできた感覚を忘れず、自分の身の回りにいる人、物などに対し、感謝の気持ちをもっていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
塩川 好輝