社労士オフィスろーどの鈴木智香です。
今回の事務所日記では、毎朝実施している「体調確認」についてご紹介させていただきます。
体調確認を実施する目的
ろーどでは、2つの目的で体調確認を実施しています。
目的① 社員の心身の健康を維持するため
ろーどは経営理念に「全従業員の物心両面の幸福」を掲げています。
私は従業員が仕事を通して安定的な収入を得ること、仕事を通して成長し、自分自身が物質的にも精神的にも充実し、明るく前向きに日々を過ごせることだと理解しています。
従業員が心身ともに健康を維持することは、会社として非常に大切なことだと考えています。
そのため、会社としてできるサポートはするべきと考え、体調確認を毎日実施しています。
目的② 業務を安定的に遂行するため
コンディションが悪い時は、業務が思うように捗りません。
また無理をして勤務することで、他の従業員の皆さんに風邪をうつしてしまう可能性もあります。
ろーどでは、コンディションが優れない時には早期に病院に受診をする、お休みをとる等の対応を社員に奨めています。
またそれと同時に、体調不良の方の業務をみんなで協力して、お互いのスケジュールを調整し、業務を完了させるように努めています。
日々の業務を安定させて、お客さまにご迷惑がかからないよう、ろーどでは体調確認を実施しています。
体調確認の実施内容
ろーどで実施している体調確認をご紹介させていただきます。
1. 社員の体調確認
社員は、毎朝の朝礼で体調確認を実施しています。
朝礼では、以下の内容を共有します。
① 体温
出社時に体温を測り、測定結果を正直に共有します。
② のどの痛みの有無
コロナウイルス感染者が増えてきている為、感染した際の特徴である、のどの痛みの有無を共有します。
③ その他症状の有無
頭痛やからだのだるさなどの身体的な症状や、精神的な不調について社員だけでなく、社長やリーダーも含め全員が素直に共有しています。
首の寝違えなどの些細な症状でも、全員が隠さず共有することで、体調不良の早期発見・早期対応ができるように毎朝しています。
2. 時短勤務者の体調確認
時短勤務の社員は、会社のグループLINEで体調の共有を実施します。
私は子育て中のため時短勤務をさせていただいております。
子供に体調不良があれば看病をする為に会社を休む必要があるため、私の体調だけでなく、子供の体調も共有します。
取組について感じること
この取組を始める前、私は自分が不調になることで、業務において周囲に影響を与えてしまうことまで考えられず、咳や発熱などの症状が出てから、対策をとることが多かったです。
体調確認の取組を始めてからは、少しの体調の変化に気づき、早めの対策ができるようになり、以前より体調を崩すことが減りました。
私は現在2歳の息子の子育てをしており、自分の体調だけではなく、息子の体調も考慮して出社を検討する必要があり、他の社員よりお休みをいただく日数が多いです。
過去には、出社して15分後に退勤をすることになった日もありました。
そのような日が続くと、私の担当業務を代わりに対応してくれている方に対して、申し訳ない気持ちが大きくなり、自分の不調を正直に伝えることを難しく感じることもありました。
そんな時には、必ずリーダーや社長が私の焦りを汲み取り、私と息子の体調を優先することができるように、私の業務調整していただき、休みが取得できるようにしてくれました。
いつも心配りをしていただき、本当に有難く感じています。
ろーどでは、いつもと様子が違う人がいると、自然とその人の体調を心配し、その日の担当業務をどのように進めるのか話が始まります。
上記のような対応ができるようになったのは、「体調確認」の目的を理解できてきたからだと思います。
これからもろーど全員で業務を最善の状態で実施するために、自分の体調管理を行い、素直に共有をすることを実施していきたいです。
鈴木 智香