先日、富士市の社会教育事業に多くの時間と情熱を注がれ、大役を終えられた先輩をゲストに迎えて、お疲れ様会を開催しました。
翌日、集合写真を皆さんにシェアすると、ある先輩から「凸凹軍団だね」というメッセージを頂きました。ふと、デコボコ軍団を繋いでいるものとは、一体何なのかと考えてみました。
遡れば10年程前、私は富士市教育委員会社会教育課の職員をしておりました。社会教育とは、学校や家庭では担い難い非日常的な体験を通して自己を知り、他人を知り、生きる力を養うことであると理解し、様々な事業を行ってきました。その中でたくさんの素晴らしい皆様とのご縁を頂きました。昨夜の会では、ゲストの先輩が駆け抜けられた8年間を同士と一緒に振り返りました。口を開けば、それぞれが信ずる社会教育について語る。まさにデゴボコ。一体、社会教育とは何なのだろうかと考えてしまうほどでしたが、最後のゲストの先輩の挨拶を聞いて、点と点がつながる感覚がありました。
先輩のスピーチの中で印象に残った言葉。
「楽しいことも、辛いこともあった。今となっては全てが財産」
「この節目で歩みは止めない。感謝とともに未来に向けてまた歩き続ける」
改めて先輩の背中から「有言実行」と「自律」の大切さを学びました。そして、社会教育とは自分の生き方や働き方に責任を持ち、自らで考えて行動を選択する力「自律力」を磨くことに他ならないのではないかとも思いました。
この夜に集まった8人は、年齢、性格、仕事もバラバラ。時として激しく意見をぶつけ合うこともありました。
でも、時間がたてばノーサイド。それはそれ、これはこれ。大切なことは見失わない。
デコボコ軍団を繋いでいたもの、それは恐らく「自律する力」だと思います。
先日ある言葉に出会いました。「ありがとうの一言が周りを明るくする。おかげさまの一言が自分を明るくする。」
自分が歩く道を自ら選び、自らの行動で周りを明るくしていけたらなあと思います。
最後に置きに入りの写真。ナイスリアクションです!