今日はサッカー小僧の夢、全国高校サッカー選手権大会の静岡県大会ベスト8が行われます。
今から草薙サッカー場に母校清水東高校サッカー部の応援に行ってまいります。気合いが入り過ぎて応援用のTシャツまで作ってしまいました。
対戦相手は強敵静岡学園。非常に難しいゲームになると予想していますが、選手の皆さんには「相手」がどうであれ「自分」に負けずに最後の1秒までファイトし続けて頂きたい。一生で一回しか訪れない今という時間に全ての力を使い果たしてほしい、心からそう思います。
私がサッカーを通して最も学んだことは、「相手」でなく「自分」に負けないこと。悟るまでに約30年要しました。
自分より身体が大きい。足が速い。ボール扱いが上手い。そんな選手は山ほどいます。強いチームに限って、そういう選手が集まっており、試合する前から負けたような気持ちになりモチベーションが低下します。
ただ、本当に大切なのは不利な現実を受け止めて、冷静に分析し、今自分にできることに集中し、全力を尽くすこと。今、振り返っても、それができなかった試合だけは悔いが残っています。つまり、本当に悔いが残るのは、「相手」ではなく「自分」に負けたとき。
これはスポーツだけでなく、ビジネスにも通ずることだと思います。もちろん仕事もスポーツもチームで行うものです。しかし、分解して考えれば個の集合体です。結局は個と個の戦いの差が積み重なり、結果に表れます。だからこそ、誰かにもたれかかりたくなる気持ちを抑えて、自律することが大切だと思うのです。
昨日はベスト16の試合を観戦に行きました。直接お会いできませんでしたが、高校一年の時の優しい主将からソーシャルネットワーキングサービスを通して叱咤激励を頂きました。思い返せば、その偉大な先輩たちを擁して選手権予選でベスト4で静岡学園に敗れてから(以下の写真はその時の試合)というもの、大舞台で清水東が静岡学園を破ったという記憶がありません。20年以上前は清水東優勢と言われた時期もありましたが、この20年で時代は大きく変わりました。ただ、ここから先の20年を変えられることも事実です。そんな“はじまり”となるような試合になることを心から期待しています。
それででは、行ってまいります。