昨日の朝の事務所からの富士山です。少しずつ暖かさを感じる日もあり、春の訪れを感じます。
毎月「致知」を楽しく読んでいます。
2月号にて、新規開拓社長の朝倉千恵子氏が片岡鶴太郎氏との対談の中で次の言葉を述べていました。
「食べるもので体がつくられ、聞いた言葉で心がつくられ、発する言葉で未来がつくられる」
この言葉とは、具体的に思い出せないのですが、数年前に出会いました。久しぶりに再会し、その時の気持ちを思い出すと同時に、今回は違う気持ちが湧いてきました。あたりまえかもしれませんが、同じ人間が同じ言葉を聴いているのに、出会う時期によって思うことが変わるんですね。きっと言葉だけでなく、人との出会いもそうなんだと思います。
初めての出会いは5年以上前だったように思いますが、ストレートに共感したことを覚えています。ポイントは「自分」でした。
自分が新鮮なものを食べて、自分が色んな見聞を広めて、自分が恐れることなく夢を語っていこう!という感じででした。
今回の再会時は、その当時のストレートな気持ちが蘇るとともに、とっさに「誰と(相手)」がポイントだと感じました。
何を食べるかより誰と食べるか。誰の言葉を聴くか。何の意図をもって誰に語りかけるのか。そんなことが重要なのではないかと思った次第です。最近は「自分らしく生きる!」から、「様々なものに支えられて自分は生かされている」というスタンスは強くなってきているように感じます。年老いるとはこういうことでしょうか。笑
いずれにしても、最近は「誰と(相手)」の重要性を感じます。あらゆる経験から、その人の感情、思考、行動が学びとなり、自分のエネルギーに繋がることを理解しています。経営コンサルタントの大前研一氏は人間が変わる具体的な方法として以下の3つを紹介しています。
・時間配分を変える
・住む場所を変える
・付き合う人を変える
なるほどなあと思います。人は同じ環境の中でいくら自分だけで頑張ってもなかなか変わることができない。人は支え合って生きていることを実感します。どうでも良いことですが、月に一度、母親とランチしています。ちょうど、興津の寒ざくらが綺麗に咲いていました。