5月11日、致知出版社主催の社内木鶏会全国大会に参加しました。
地道に致知を活用した社内木鶏会を続け、様々な苦難を乗り越えてきた全国各地の成功事例をお聴きし、涙をこらえることができませんでした。その後に行われた致知出版 藤尾社長の講演はまさに感動でした。人はそれぞれに価値観を持っています。特に近年は多様性が叫ばれており、周囲への配慮から正しいことを力強く述べる勇者が少なくなっています。そのような中、藤尾社長の講演は最初から最後まで真っ向勝負。人間の幸せや人生など、人間学を40年間ひたすらに追及されてきた人の言葉は、気持ちの良い力に溢れていました。
「出会いは平等。しかし、出逢いに成るかどうかは自分のレベル次第である。」
「人間、休息は寝ている時だけで十分。」
「知識は体当たりで実践し、知恵にしなくては意味がない。」
特に印象に残ったのは「人生には進歩と退歩しかない」という言葉。
私は以前から人間は現状維持ができない特性をもっていると考えていました。なぜなら、自分は夜どんなに落ち込んでいても、朝起きると、昨日の自分より今日は素敵でありたいという機能が自然と働くからです。苦しいかもしれないが、進歩を目指す。進歩を目指すと辛いのですが、一歩乗り越えた時には幸せを実感することができると思います。
反対に現状のままでいたいと願い、楽なことを選択した瞬間に、知らず知らずの内に退歩してしまう。そして楽であったはずが、いつのまにか苦しみに変わわり困惑を極める。大したことのない僅か36年の人生ではありますが、人生には進歩と退歩の法則があることは学び取ることはできていました。
社労士オフィスろーどの基本理念は「今日も歩きたくなる道づくり」。
辛くても進歩。辛くても進歩。365日一歩でも良いから進歩する。進歩する人の歩みを応援するためには、まず私自身が絶えず進歩し続ける強い覚悟と行動が必要であると、改めて感じました。
藤尾社長の講演会の最後に行われた安岡正篤先生の「萬燈行」の唱和。鳥肌が立ちました。
「内外の状況を深思しましょう。このままで往けば、日本は自滅するほかはありません。
我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか。
我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。
我々が何とかするほか無いのです。
我々は日本を易(か)えることが出来ます。
暗黒を嘆くより、一燈を點(つ)けましょう。
我々はまず我々の周囲の暗(やみ)を照す一燈になりましょう。
手のとどく限り、至る所に燈明(とうみょう)を供えましょう。
一人一燈なれば、萬人萬燈です。
日本はたちまち明るくなりましょう。
これ我々の萬燈行であります。
互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。」
昨日から静岡県総体の県予選がスタート。母校清水東サッカー部も戦っています。一戦必勝。サンバロッサレー!