スマホとの付き合い方

投稿日:2019.07.28

先日、ありがたいご縁を頂き大学の先生とランチをご一緒する機会がありました。その中で興味深いお話を聞くことができました。
授業の中で、先生が学生に「やりたいけど出来ていないことは何?」と質問されたそうです。そして、さらに重ねて「それが出来ないのはなぜ?その原因は?」と聞くと、ほとんどの学生が【スマホへの依存】がその原因であると答えたそうです。

その時は、そんなもんかあと思っていましたが、帰宅してから、自分も事あるごとに用もないのにスマホをいじる癖があることに気がつきました。そこで興味が湧き、ネットでスマホの平均利用時間を調べてみると、日本人の平均は2時間-3時間であることがわかりました。私と同じ30代の人の約7割が、1日に2時間以上スマホを利用しているらしいとの統計も見つけることができました。

私もその7割に属していると思い、具体的にスマホで実行している項目(内訳)を書き出してみました。そして、項目ごとにどれだけ時間を使っているのかを検証してみると、あることに気づくことができました。

◎利用目的が明確 → 利用時間短い
例/通話、メール、電車の乗り換え検索、カーナビ、ビジネス上で発生した意図のある検索

〇利用目的がない(暇つぶし) → 利用時間長い
ちょっとした空き時間に、時間を潰せるエンターテイメントなどはないかとスマホを操作した時(SNS、ニュース、ゲーム、動画・音楽視聴等)

私の◎の利用時間は〇と比較して1/3以下でした。しかも、私はスマホでゲーム、動画・音楽視聴は一切しないので、私よりも〇の時間が長い人は、きっとたくさんいるのでは勝手に推測しました。笑

現在、労働市場では時間外労働の上限を規制し、生産性を高めるための取組が推進されています。それにより、人生は仕事だけではない、自身の人生を豊かにする時間の獲得を目指しています。それは私にとっては大切な家族、パートナー、仲間と過ごす親密な時間のことです。それにも関わらず、大切な人と一緒にいる時に、用もないのについついスマホをいじる癖がついている事実に気づく機会を頂きました。
私は10年くらい前に、テレビは目的がないのについつい見たい番組を探してしまう。どれだけテレビに時間を奪われているのかと思い、「テレビとの付き合い方」と真剣に向き合いました。その結果、意志の弱い自分を認めた上で、部屋にテレビを置かない選択をし、その習慣は現在も続いています。不安もありますが今度はスマホの番ということです。

私はスマホとの付き合い方を、「これからもよろしくお願いします。ただし、目的を共有したお付き合いをしていきましょう!」に定めました。
時間は命そのものです。私は自分の時間をスマホにではなく、命あるものに注いでいこうと思います。ちなみにスマホとの付き合い方の具体的な変え方については、こちらの本が非常に参考になりました♪

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