「遊び、学び、繋がる」をテーマに、毎月1回、働くみんなの静岡おしゃべりナイト(以下 おしゃナイ)を開催しています。今年は11回開催をし、延べ192人の方にご参加を頂きました。
50回を目指しスタートしたおしゃナイですが、気がつけば16回を終えました。これも偏におしゃナイを自分の事のように大切にしてくれる皆様のお陰だと心より感謝しております。
一方で、最近3rd Placeという言葉と出会い、学びを深める中で、おしゃナイの目的を主催者として再確認する必要性を感じていました。3rd Placeとは、一般的には家庭(第1の場)でも職場(第2の場)でもない居心地良い場所であると言われており、おしゃナイも一つの3rd Placeということになります。しかし、3rd Placeと言っても一括りにできるものでなく、法政大学の石山教授によると3rd Placeは以下のように分別できるとのことです。皆さんが参加している3rd Placeはどこに該当しますでしょうか?
①義務的コミュニティ(町内会、消防団、PTA等)
②趣味サークル(同好会等)
③マイプレイス型(チェーンコーヒー店等)
④社交交流型(地元の居酒屋、パブ等)
⑤目的交流型(NPO活動、地域の読書会、こども食堂、コミュニティカフェ等)
さて、おしゃナイはどこに該当するか?改めて考えると難しいなと思いました。主催者である私としては⑤の領域を目指したい!と考えていますが、恐らく参加者の皆様としては④の領域と捉えてご参加頂いている方も多いと感じています。
人生100年時代となり、ほぼ全ての人が、人生の中でいくつかの組織で働くことになると思います。一日の中で働く時間が占める割合は高く、働く時間が楽しくないと、人生も楽しくないと感じてしまいます。それぞれの職場でやりがいを感じ、楽しく働き続けるためには自律性を高めることが重要になります。
石山教授は、会社員の皆様が自律性を高めるためには社外のコミュニティが必要であり、⑤の目的交流型3rd Placeに参加することは効果的であると仰っていました。
結論として、おしゃナイは④と⑤の間に少し柔軟性を持つ形で位置付け、「仕事にプラスをもたらす3rd Place」と定義をし、継続していくことを決めました。従って、テーマに掲げる、遊び、学び、繋がりが仕事にマイナスをもたらす場になってしまった場合には、即刻廃止をいたします。笑
「仕事にプラスをもたらす3rd Place」づくりにチャレンジしてまいります!