1年位前に陶芸家 河井寛次郎氏が残したこの言葉に出会いました。日々の出会いや出来事の中で、その言葉の意味が段々と深まっています。
新型コロナウイルスの影響により、世界中が危機に陥り、状況が目まぐるしく変化する日々を「過去が咲いている今。未来の蕾でいっぱいな今」という言葉に照らし合わせてみると、今日という1日の自らの言動が自分の未来を創っていることになります。
今こそ、他の誰かが生き方を決めてくれるはずだという過度な期待はせずに、情報を整理し、自らの人生は自らが決めるという気概で立ち向かうべきだと思います。私は37年の人生の積み重ねが、今まさに試されている時ではないかと捉え、騒がしいメディアとは適当な距離をとり、心身のコンディションを整え、自分に負けないように工夫して過ごすことを心がけています。
過去が咲いている今で思うことですが、2018年1月に幹事に立候補をし、高校の同窓会の開催に携わらせて頂きました。しゃしゃりでたような恥ずかしさや、面倒だと思う事もありましたが、2年を経過した昨今、その時に再会した同級生から仕事やプライベートでありがたいご縁を多数頂いています。高校時代に著しく素行の悪かった私が、35歳の同窓会により、同級生との関係を少しでも再構築できたことは本当に良かったと、心から感謝しています。
素行が悪かった高校時代の過去は変えれませんが、未来は変えられることがわかりました。そして未来を変えるのは今。厳しい状況の中で、自分がどんな言動ができるのか。日々勝負だと思っています。
高校の同級生から結婚のお祝いが届きました。ありがたく装着させてもらいます。