安倍政権が今国会の目玉法案と位置づける「働き方改革」関連法案が5月31日に衆院本会議で採決されました。
そもそも「働き方改革」とは、人口減少や少子高齢化が進む中で、日本の国力低下を阻止するため、以下の3つに取り組んでいくというものです。
➀働き手を増やすこと。②出生率を上昇させること。③労働生産性を向上させること。
そして、この取組を進める上で重要となる課題が長時間労働の是正、非正規と正社員の格差の是正、高齢者の就労支援等となっています。
視点を身近な富士市の会社様にあわせて、今週、お話をさせて頂いた内容を振り返ると「働いてくれる人がいない」、「入社してもすぐ辞めてしまう」、「若い社員はあまり喋らない」等と仰っていました。
そのような現状を踏まえ、いかに社会保険労務士として「働き方改革」の根幹である労働生産性の向上に繋がる方法を提案していくのか。ポイントは、働く皆様がhave to(しなければならない)ではなく、Want to(したい)として取り組める仕掛けをつくることだと思います。まずは、その会社様の状況や意向をしっかりとヒアリングするよう努めてまいります。
昨日の夜は、高校1年生の時の担任の先生にご招待いただき、清水フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行ってきました。当時は、半端じゃないほどにご迷惑をかけたにも関わらず、いつも応援してくれる先生の懐の深さに返す言葉も見当たりません。
私も社会保険労務士として、一人の地域人として、後輩達に行動でメッセージを伝えていけるよう精進いたします。