Road News 9月号

投稿日:2024.09.01

いつも大変お世話になっております。

Road News9月号をお届けします。
お時間がある時にご覧頂けましたら幸いです。


8月にインドネシアのジャカルタに出張し、6つの日本語学校を視察してまいりました。

特色のあるそれぞれの学校の教育スタイルや、生徒達のチャレンジ精神から多くのことを学ばせて頂きました。
その中でも強く印象に残ったのは、インドネシア人の信仰を大切にする文化です。

インドネシアは人口の約87パーセントがイスラム教を信仰しています。
イスラム教では信仰という形よりも、実践こそが大切であると考えています。そして、それを日々の行動で表すことを重視しており、その代表的な行為の1つがお祈りです。

お祈りは太陽の位置に合わせて1日に5回行います。イスラム教徒にとって、お祈りは神様と対話をする、美しく尊い行為となります。

私達と一緒に同行してくれた通訳の方は、「毎日のお祈りをすることで、心をきれいに保ち、元気に生活することができる」と言っていました。
多くのインドネシア人にとって、イスラム教は自分の一部であり、その人の考え方に影響を与えている存在であると感じました。

一方、私達日本人の考え方は、何をベースに形成されているのでしょうか。
もし、外国人から「日本人とはどんな国民ですか?」と質問されたとしたら、私は自信を持って答えることができないことに気がつきました。日本人の先輩達に申し訳ない気持ちになりました。

仕事を通して、静岡で働く外国人と一緒に活動をする機会を頂いています。その中で「日本人らしさ」について、深く探求してまいります。
そして、自信を持って、日本の歴史や文化、日本人の特徴について語ることができるよう精進いたします。

今月もよろしくお願い申し上げます。


大道 和哉

Menu