いつも大変お世話になっております。
Road News11月号をお届けします。
お時間がある時にご覧頂けましたら幸いです。
弊社では、毎月人間学を学ぶ月間誌「致知」を読み、その感想文をお互いに発表する形式の勉強会を実施しています。
致知を通じて、素晴らしい実践家の皆様との出会いを頂いておりますが、11月号では小学校教師として「いのちの教育」の探求に尽くした東井義雄先生に関する記事を拝見しました。
東井先生は徹底した現場主義者であり、言葉の全てが、自らの体験を通して体得されたものでした。
ニュースや他者から入ってくる情報を信じ過ぎず、子ども達と向き合う中にこそ真実があるという姿勢を貫かれた方だと思います。
東井先生が残された「太陽は、夜が明けるのを待って昇るのではない。太陽が昇るから夜が明けるのだ」という言葉が、特に胸に響きました。
私は、自らの心の闇を消しさることができるのは、自らが灯す心の明りでしかないというメッセージであると受け止めさせて頂きました。
社会や経済は不安定な様相を示し、不確実性が高まっています。
しかし、そんな時代だからこそ、東井先生から、あまり自分がコントロールできないようなことに右往左往せず、自らがすべきことに専念して精進すべし、との指導を頂いたように感じています。
その教えを実践してまいります。今月もよろしくお願い申し上げます。
大道和哉