いつも大変お世話になっております。
RoadNews4月号をお届けします。
お時間ある際にご覧いただけますと幸いです。
3月8日に富士市福祉人材育成事業の一環として、ビュッフェスティバルというイベントを実施しました。
このイベントは、富士市社会福祉協議会が事務局となり、市内の福祉事業所から派遣された若手社員による「つながろうプロジェクトチーム」で企画しました。私も少しばかりお手伝いをさせて頂きました。
当日は64名の幅広い年齢層の皆様にご来場頂きました。
来場された皆様には、チームメンバーが工夫を凝らしたチョコフォンデュを楽しみながら、富士市の福祉の魅力を体感してもらえたのでないかと感じています。
つながろうプロジェクトチームの反省会では、メンバーから以下のような意見を聞くことができました。
- 違う職場の方ばかりなので、チーム会議に来る度に少し緊張した。
- 月に1回しかない会議だけでイベントを進めるスピード感に戸惑ったが、何とか終えることができてホッとしている。
- 職場では失敗は許されないので、このチームの中では気楽にアイディアを出すことができて楽しかった。
- いつも子ども達の前で司会をしているが、大人の前での司会は雰囲気が全く異なり、とても緊張した。
- 1年の活動を通して、職場以外に仲間ができたことが良かった。
富士市福祉人材育成事業では、職場における本来の業務以外での体験を通して、若手社員の成長を促したいと考えて、つながろうプロジェクトチームの取組をサポートしています。
最近では、このように普段の職場や組織の枠組みを超えて、異なる環境に身を置きながら学ぶことは「越境学習」と呼ばれ、社員の越境学習を支援する会社も増えているように感じています。
私も越境学習の重要性を感じている1人です。
そこで、今年中には顧問先事業所の若手社員様が集える場を企画したいと思います。
こちらは準備が出来次第、改めてご案内させて頂きます。
今月もよろしくお願い申し上げます。
大道 和哉

「職務給」を導入している企業が増えています


職務給とは、給与の決定方法の1つで、業務内容を基準に決定する方法です。
職務給は欧米の企業を中心に普及していました。日本では能力を基準にとする「能力給」や、年齢を基準とする「年齢級」を導入する企業が多く、毎年少しずつ昇給していくスタイルでしたが、日本政府の推進もあり、少しづつ職務給の導入も進んでいます。
厚生労働省は現在、個々の企業の実態に応じた「職務給の導入」を、「リ・スキリングによる能力向上支援」「成長分野への労働市場円滑化」と並ぶ三位一体の労働市場改革の柱の1つとしています。
そのこともあり、近年、社員の役割や職務に基づいた給与である職務給に企業や社員の注目が集まっています。
職務給を導入している企業からも、職務給を支給されている社員からも、メリットを実感しているという声があがっています。
厚生労働省が今年2月に公表した「職務給の導入に向けた手引き」によると、職務給を「基本給における『役割・職務の重要度』に基づいて決定される部分」ととらえています。
企業が職務給の導入を考えるにあたっては、具体的な導入手順や職務給の制度を知るだけでなく、職務給がどのような導入状況にあるのかを知る必要があるということで、手引きでは、以下の内容がまとめられています。
1.職務給を導入している企業の特徴
2.企業・社員が感じている職務給のメリット
3.企業による職務給を導入するにあたっての取組み・工夫
4.職務給の課題
職務給の導入について、詳しくは以下をご参照ください。
厚生労働省「職務給の導入に向けた手引き」👉001421613.pdf
「有給休暇」の基礎知識と、有給休暇に関するよくある質問 ~社労士事務所が分かりやすく解説~


社労士オフィスろーどの千葉です。
今回は「有給休暇(年次有給休暇)」について説明させていただきます。
有給休暇は、労働者に与えられた大切な権利です。
「どんな条件で取得できるのか」「何日もらえるのか」「時効はあるのか」など、細かいルールを正しく理解している人は少ないかと思います。
今回のブログでは、有給休暇の基礎知識の解説と、有給に関するよくある質問への回答をご紹介しています。
よろしければ、以下ブログをぜひご覧ください。
👉「有給休暇」の基礎知識と、有給休暇に関するよくある質問 ~社労士事務所が分かりやすく解説~ | 社労士オフィスろーど
「静岡を知るには静岡新聞を知らないと損~新聞活用術~」研修会レポート

2025年3月6日(木)「静岡を知るには静岡新聞を知らないと損~新聞活用術~」の研修会に参加させていただきました。
本研修会は、静岡新聞社様が「新聞」を活用することによって、現代にあふれる様々な情報を適切に取捨選択できることを目的に開催されています。
また、現代ではスマートフォンの普及に伴い、新聞からの情報を得る機会が減り、新聞がどのような情報を発信しているのか。また具体的にどのように新聞を読み、活用することができるのかを勉強させていただきました。
今回は受講生として参加した塩川が、本研修会で得た新聞の活用術や当日の様子についてご報告させていただきます。
よろしければ、以下ブログをぜひご覧ください。
👉「静岡を知るには静岡新聞を活用しないと損~新聞活用術~」研修会レポート | 株式会社Roadコンサルティング │ 静岡県富士市
外国人雇用に関するニュース ~育成就労制度に関する基本方針が関係閣僚会議で決定~

3月11日に「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」が開催され、育成就労制度の基本方針が決定されました。
育成就労制度は、技能実習制度にかわるものとして、2024年の法改正で導入が決まり、2027年の6月までに施行されます。
育成就労制度の基本方針のポイントをお伝えします。
育成就労制度の目的
育成就労制度は、日本で働きながら必要な技能や日本語を習得し、最終的に「特定技能1号」へのステップアップを目指す制度になります。技能実習制度は「母国へ技術を持ち帰ること」を目的の制度だったため、制度の目的が変更されています。
育成就労の期間
育成就労の期間は3年間となります。
また「特定技能1号」への在留資格の変更に必要な試験等に不合格になった場合などは、同じ会社でで継続して育成就労を行わせることなど、一定の要件を満たすにより、「特定技能1号」への変更に向けた再受験に必要な範囲で最長1年の育成就労の継続が可能です。
日本語能力の条件
育成就労外国人は、就労を開始する前までに、育成就労産業分野ごとに業務上必要な日本語能力が求められることになりました。就労開始前までに試験に合格していない場合、育成就労開始から1年経過時までに試験合格が求められます。
転籍(就労先変更)について
転籍は原則として転籍制限期間内は転籍は行うことができません。
転籍制限期間は、1年を目指しますが、当面の間は育成就労産業分野ごとに、業務内容等を踏まえて、1年から2年までの範囲内で設定することになりました。
【詳細な情報は、以下リンクをご参照ください】
👉出入国管理庁「特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する基本方針及び育成就労の適正な実施及び育成就労外国人の保護に関する基本方針」
👉出入国管理庁(概要説明資料)
日本語のコツ⑨ 外国人向けに作成する資料や、送信するメッセージの文章は「分かち書き」にする 〜今日からできる!日本語を使って外国人とコミュニケーションをとるコツ〜


新米日本語教師の大竹です!
今回も急増中の在留外国人の方々とのコミュニケーションを円滑にする言語・手法として注目される「やさしい日本語」をもとにしながら、今日からできる簡単なコツ第9弾をご紹介させていただきます。
今回は、外国人向けに日本語で作成する資料やメッセージに「分かち書き」を使うことで、外国人の方にとってやさしい日本語になるというコツをご紹介しますが、「そもそも分かち書きって何?」という方も多いと思います。
「分かち書き」とは、文章を書くときに、文章内の言葉を区切るため、言葉と言葉の間に「スペース」を入れる書き方のことをいいます。
この書き方が、外国人にとって非常にありがたい配慮となります。
詳しくは、以下ブログをぜひご覧ください。
👉⑨ 外国人向けに作成する資料や、送信するメッセージの文章は「分かち書き」にする 〜今日からできる!日本語を使って外国人とコミュニケーションをとるコツ〜 – 富士山メソッドプロジェクト協同組合
社労士オフィスろーど 新入社員紹介

- 氏名:吉田早織(よしだ さおり)
- 出身:静岡県富士市
- 趣味:イラスト制作
- 好きな漫画家:高橋留美子、くまがい杏子
私はオフィスろーどに入社する前に、地元のIT企業で2年間システムエンジニアを務めておりました。
退職後、慎重かつ正確に物事を遂行する私の強みや前職で培ったパソコンスキル等を活かしたいと思い、この度ご縁をいただきました。
これだけ日々社是を重んじる職場は初めてでしたが、私なりに挑戦してみたいという気持ちが湧き、主に給与計算業務をはじめとする労務業務に携わらせていただいています。
一から覚えることばかりの未熟者ですが、より早く確実にお客様のお役に立てるよう、誠実に、ひたむきにを心がけて対応させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
入社からの3年間を振り返って ~社労士オフィスろーど事務所日記~

社労士オフィスろーどの川名です。
この度3月31日をもちまして、私は社労士オフィスろーどを退職することになりました。
高校卒業後に入社してからの3年間、顧問先の皆さまや関係者の方々には大変お世話になりました。
最初は右も左も分からないままのスタートで、至らぬ点も多く、ご迷惑をおかけしたこともあったかと思います。それでも、皆さまから温かいお言葉やアドバイスをいただき、今日まで続けることができました。
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
今回の退職にあたり、3年間働いて、私なりに感じたこと、学んだことを少しお伝えしたいと思います。
よろしければ、こちらをぜひご覧ください。
👉https://office-road.jp/blog/dialy/5088/