いつも大変お世話になっております。
RoadNews7月号をお届けします。
お時間ある際にご覧いただけますと幸いです。
6月14日に静岡市清水区の龍津寺にて6回目の大人の寺子屋を開催しました。
保育園の先生、小学校の先生、企業にお勤めの方、会社経営者、市議会議員等、様々な方にご参加を頂きました。
龍津寺の勝野住職が、般若心経についてのお話の後に、共感をテーマにしたカードゲームを紹介して下さいました。
そのゲームは、その人の立場になり、どんな気持ちであったかを考えるものでした。ルールとして、その人の気持ちに対して自分が解釈をくわえたり、アドバイスをしてはならないとのことでした。
「同感」ではなく、「共感」することが大切であることを再確認する機会となりました。
「共感」とは、相手の気持ちを同じ人間として理解することであり、そこに自分の考えを持ち込んではなりません。
一方、「同感」とは、自分と同じ価値観、意見を持った相手に対して同意をすることです。
日々生活をする中で、社会全体において共感の重要性が高まっていることを実感します。
私は表面的なテクニックで共感をするのではなく、真に共感を実践するためには、仕事や人生の目的を明確にすることが必要だと考えます。
なぜならば、自分の経験の中で、共感を実践できている人は、仕事や人生に対して美しい考え方を持っている方ばかりだからです。
きっと、目的の実現に向けて歩みを進める中で、自己本位から相手本位へとスイッチが切り変わる瞬間があるのだと思います。
少しでも皆様のお役に立てるよう、あらゆるものから学ばせて頂きます。
今月もよろしくお願い申し上げます。
大道和哉

「総務・営業社員向け基礎研修」のご案内
この度当社では、2025年7月29日(火)・7月30日(水)の2日間にわたり「総務・営業社員向け基礎研修」を開催させていただきます。
2日間の開催を予定しておりますが、どちらか1日のみでもご参加いただけます。
新入社員及び若手社員、総務や営業のお仕事を担当されている皆様を歓迎しております。
顧問先事業所様はお得な「顧問先特別価格」にて受講を承っておりますので、対象になる従業員様がいらっしゃいましたら、この機会にご検討頂けましたら幸いです。
■日程
<1日目> 令和7年7月29日(火) 9:30〜16:00
<2日目> 令和7年7月30日(水) 9:30〜16:30
※研修の申込は、以下の申込フォームよりお願いいたします。
👉 総務・営業社員向け基礎研修 | 株式会社Roadコンサルティング │ 静岡県富士市
富士市今泉まちづくりセンター 講座レポート「知っておきたいハラスメント講座」


令和7年6月6日に富士市今泉まちづくりセンター主催の富士市地区別人材育成講座を担当させて頂きました。
この講座は、まちづくり活動の担い手確保や、地区の課題解決につながる活動をする人材の発掘・育成を目的として、富士市が令和7年度から開始した講座とのことです。
そして、今泉地区では、まちづくり活動に携わる皆様が、ハラスメントに対する正しい知識と理解を深め、活動しやすい環境づくりをしていきたいとのご相談を頂き、担当させて頂きました。
講座の見出しは、以下の通りです。
- 働く人の権利と義務
- ハラスメントに関する相談の実態
- パワーハラスメントの定義と具体的な事例
- モラルハラスメントの定義と具体的な事例
- セクシャルハラスメントの定義と具体的な事例
- カスタマーハラスメントの定義と具体的な事例
詳しくはこちらをぜひご覧ください。
👉富士市今泉まちづくりセンター 講座レポート「知っておきたいハラスメント講座」 | 株式会社Roadコンサルティング │ 静岡県富士市
職場での熱中症対策が義務化


近年の猛暑や職場での熱中症による死傷災害の増加を受け、令和7年6月1日、職場における熱中症対策の義務化を含む、改正労働安全衛生規則が施行され、熱中症の重篤化を防止するため、「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者に義務付けられました。
対象となるのは、「WBGT(暑さ指数)28℃以上または気温31℃以上の環境で、連続1時間以上または1日4時間を超えての実施」が見込まれる作業です。
主な義務内容
■報告体制の整備と周知
「熱中症の自覚症状がある作業者」や「熱中症のおそれがある作業者を見つけた者」が、その旨を報告する為ための体制整備及び関係作業者への周知。
※報告を受けるだけでなく、最適温度管理バディ制の採用、ウェアラブルデバイス等の活用や労働環境内での冷却装置等により、熱中症の重症状がある作業者を積極的に把握するように努める。
■重篤化防止措置の準備と周知

熱中症のおそれがある労働者を把握した場合に、迅速かつ的確な判断が可能となるよう、
①事業場における緊急連絡網、緊急搬送先の連絡先および所在地等
②作業離脱、身体冷却、医療機関への搬送等熱中症による重篤化を防止
するために必要な措置の必要な措置の実施手順の作成及び関係作業者への周知。
周知の一例として、
・朝礼やミーティングでの周知
・会議室や休憩所などわかりやすい場所への掲示
・メールやイントラネットでの通知等が挙げられます。
これらの措置を怠った場合、6カ月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科される可能性があります。従業員の命を守るためにも、また法令遵守のためにも、今後は作業環境の見直しや従業員への教育・訓練の実施がより一層重要となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
👉https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/001476824.pdf
中小企業の賃金改定の現状
日本商工会議所・東京商工会議所は、6月4日に「中小企業の賃金改定に関する調査」結果を発表しました。本調査は全国の会員企業を対象3,042社から回答の結果となります。
定期昇給とベースアップを合わせた正社員の賃上げ率が平均で4%を超えましたが、一方で賃上げしない企業も全体の2割に及び、二極化の傾向がみられる結果となりました。
賃上げ実施企業の割合:全体で約7割、小規模企業では約6割

2025年度に「賃上げを実施した、もしくは実施予定」と回答した企業は全体の69.6%(前年比-4.7%)、従業員20人以下の小規模企業においては57.7%(前年比-5.6%)でした。
正社員の賃上げ率は4.03%

正社員の月額賃上げ額(加重平均)は11,074円(前年比+1,412円)、賃上げ率は4.03%(前年比+0.41%)でした。
一方、小規模企業では月額賃上げ額が9,568円(前年比+767円)、賃上げ率は3.54%で(前年比+0.20)でした。
パート・アルバイトの賃上げ率は4.21%

パート・アルバイトの時給に関しては、全体で賃上げ額が46.5円(前年比8.9円)、賃上げ率は4.21%(前年比+0.78%)でした。と、昨年に比べ0.78ポイントの上昇となりました。
20人以下の小規模企業に限ると、賃上げ額は37.4円(前年比-5.9円)、賃上げ率は3.30%(前年比-0.58%)で、全体とは対照的な結果となりました。
引用:【日本商工会議所・東京商工会議所「中小企業の賃金改定に関する調査」集計結果】
毎年7月に実施する社会保険の「算定基礎届(定時決定)」とは?

社労士オフィスろーどの小林です。
今回は、企業で毎年6月~7月頃に提出する「算定基礎届(定時決定)」についてご説明させていただきます。
算定基礎届(定時決定)とは、4月~6月に支払われた報酬月額から「標準報酬月額」を決定し、実際の給与に見合った社会保険料を算出するための手続きです。
算定基礎届で決定した標準報酬月額によって、毎月給与から控除される健康保険料・介護保険料・厚生年金保険料(社会保険料)が決まります。
算定基礎届(定時決定)とは何のための手続きなのか、どのような計算が必要なのか、基本的な知識となりますが、参考までにご覧いただけますと幸いです。
よろしければ、以下ブログをぜひご覧ください。
👉 毎年7月に実施する社会保険の「算定基礎届(定時決定)」とは? | 社労士オフィスろーど
特定技能に新たに3分野追加の予定。育成就労は17分野でのスタートへ
政府は令和7年5月20日(火)に、人手不足の業種で外国人労働者が働く「特定技能」の対象分野を増やす案などを検討する「第3回特定技能制度及び育成就労制度の基本方針及び分野別運用方針に関する有識者会議」を開催しました。
有識者会議では、物流倉庫の管理、廃棄物処理、リネン製品の供給の3つを加えて19分野に拡大する案を示しました。有識者の議論をふまえ、2025年12月までの閣議決定をめざす予定。
特定技能:3分野の追加を検討
現在16分野ある特定技能1号に、以下の3分野を追加する方針です。
- 物流倉庫の管理
- 廃棄物処理
- リネン製品の供給
♦現在16分野の業務区分一覧
引用:法務省 特定技能制度の概要について 令和6年9月4日

特定技能は求める技術の習熟度合いに応じて「1号」と「2号」に区別されています。追加予定の3分野は1号から受け入れを始める予定。1号の場合は通算5年間、日本に滞在できます。より高い習熟度を求める2号は期限の上限はなく、条件次第で家族の帯同も認められます。
育成就労:17分野でのスタートへ
2027年4月からは途上国への技術移転を目的にしていた「技能実習」を廃止し、新たに外国人材の確保と育成を目的に据える「育成就労」へ移行します。
育成就労の対象分野は、特定技能と業種をなるべくそろえ、特定技能の19業種から自動車運送業と航空を除いた17業種でスタートする方針の予定です。
【関連リンク】
・出入国在留管理庁:第3回特定技能制度及び育成就労制度の基本方針及び分野別運用方針に関する有識者会議
富士市を代表するよさこい祭り「あっぱれ富士」に、ボランティア参加しました! ~外国人の皆さんと一緒に~


富士山メソッドプロジェクトでは、毎月レクリエーションを実施しています。
レクリエーションは、働く外国人の皆さんが、楽しみながら日本の文化を知り、地域の皆様と交流することができるようなオリジナルのプログラムを企画しています。
今回は5月11日(日)に総勢31名でレクリエーションを実施することができました。
サポートスタッフの千葉佳汰より、当日の様子を報告させていただきます。
ミャンマー地震支援募金活動
先日ミャンマーで発生した大地震を受けて、イベント当日は、ミャンマーの被災地支援のための募金活動を行いました。
多くの来場者様が足を止めて、話を聞いてくれました。
中には温かいお言葉や激励のお言葉をかけてくださる方もおり、ミャンマーの方々の背中を押すような時間になっていたと思います。
よさこい踊り ステージ発表にチャレンジ!
今回のイベントで最も盛り上がったのが、よさこい踊りのステージ発表でした!FMPのメンバーと地域の皆さんと外国人の皆さんで、一緒になって踊りました。
最初は踊りについていけなかったメンバーも、少しずつよさこいの楽しさを知りながら動きを覚え、自信をつけていきました。
よろしければ、以下ブログをぜひご覧ください。
👉 富士市を代表するよさこい祭り「あっぱれ富士」に、ボランティア参加しました!~外国人の皆さんと一緒に~ – 富士山メソッドプロジェクト協同組合
コツ⑫ 資料に「写真」や「イラスト」を使用すると、やさしい日本語になる 〜今日からできる!日本語を使って外国人とコミュニケーションをとるコツ〜


新米日本語教師の大竹です!
富士山メソッドプロジェクトの担当者として、外国人の方々の生活サポートや日本語指導、外国人が働く企業のサポートをさせていただいております。
今回も急増中の在留外国人の方々とのコミュニケーションを円滑にする言語・手法として注目される「やさしい日本語」をもとにしながら、今日からできる簡単なコツ第12弾をご紹介させていただきました。
「写真」や「イラスト」を用いてやさしい日本語をつくる3つのポイント
① 仕事や生活の指導・伝達のための資料に有効なのは「写真」
② 案内資料や文章(日本語)の補足に有効なのは「イラスト」
③ 写真やイラストと一緒に記載する日本語は「簡単な日本語」にする
上記3つのポイントを押さえて資料を作成すると、外国人の方々に伝わる「やさしい日本語」となります。
今回のコツについての詳細は、ぜひ以下ブログにてご確認ください。
👉 ⑫資料に「写真」や「イラスト」を使用すると、やさしい日本語になる 〜今日からできる!日本語を使って外国人とコミュニケーションをとるコツ〜 – 富士山メソッドプロジェクト協同組合