スポーツとの付き合い方を変える

投稿日:2020.09.27

来年、顧問先企業に内定が決定している学生が所属する常葉大学サッカー部の試合を、顧問先の社長とOBである私の弟と3名で観戦しました。
舞台は天皇杯、エコパスタジアムで対戦相手はHONDA FC、静岡人にはたまらない組み合わせでした。試合結果は1-2で敗れましたが、JFL王者相手に、恐れることなく果敢に立ち向かう学生の逞しい姿が印象的でした。

最近は、自分がサッカー部出身ということもあり、サッカー経験者の就職相談を受けることが多いです。相談内容の大半が、「社会人チームでサッカーを続けながら仕事がしたい。自分に合った仕事はありますでしょうか?」といったものです。
相談者のお話を伺う中で、正直に「勿体ない」と感じる事があります。勿体ないというのは、社会人としてスポーツの捉え方が不明確で、自分に合った付き合い方を構築することができずに、スポーツに自らの人生の主導権を握られてしまっているような印象を受けることがしばしばあるからです。

私はスポーツを以下のように捉えています。(自論です)
①学生時代
心、体、頭を鍛え、人として成長するために活用するもの
②社会人
自らの人生を豊かにするために活用するもの

従って、プロ選手は例外として、一般社会人にとってサッカーは②であり、自らの人生を豊かにするために、年齢や仕事の状況に応じて、自分に合った付き合い方に絶えず変化させていかなくてはなりません。監督やコーチに頼るのではなく、セルフマネジメントが必要になります。

私達大人は、若い世代のスポーツ経験者に、この点をしっかりと教えてあげるべきだと感じています。
チームには目的・目標があります。学生時代は訓練ですから、そこに向けて全力で取り組もう!で良いのですが、社会人は違います。チームの目的・目標の前に、自分の人生の目的・目標を考えることが大切。スポーツはあくまでそれを実現するための手段であり、必ずしもチームの目的・目標の達成が、自分の人生の目的・目標の達成とはならないことを理解しなくてはなりません。

スポーツに依存し、いつまでも自分の人生の目的・目標をスポーツや誰かにに与えてもらおうという発想ではなく、自分の人生の目的・目標の実現のためにスポーツを活用していくという発想の転換が必要だと思います。

スポーツを経験されてきた方は、人間的魅力のある方が多いです。
その経験を生かし、家族を愛し、仕事を愛し、地域を愛し、社会に貢献できる人を一人でも増やしていけるよう、これからも丁寧にサポートしてまいります。