食事面における社員支援のための取組み -社労士オフィスろーど事務所日記-

投稿日:2024.03.30

社労士オフィスろーどの鈴木智香です。
今回の事務所日記では、食事面における社員支援のための取組みをご紹介させていただきます。

食事面における社員支援を実施する目的


ろーどは経営理念に「全従業員の物心両面の幸福」を掲げています。
少し難しい言葉ですが、私は従業員が仕事を通して成長し、明るく前向きに日々を過ごせることだと理解しています。

そして私たちは、そのためには「従業員の健康」が大切だと考えています。
なぜならば、心や体に不調を抱えたまま無理をしてしまうと、より不調が悪化し、業務のミスや遅れなどを引き起こし、顧問先様や仲間に迷惑をかけてしまうからです。
そして、そのことでモチベーションの低下や自己嫌悪に陥ってしまい、健康状態が悪化してしまうと考えているからです。

1日8時間もの時間をともにする会社の仲間だからこそ、従業員・仲間の健康に配慮することを大切にしています。
人間が健康を維持するための重要な要素としては、「食事・運動・睡眠」が挙げられます。
そこで、会社として従業員のこれらの要素に対する支援ができないかと考え、食事面における支援を開始しました。

栄養のある給食の選択

特に1人暮らしの従業員にとっては、この給食が貴重な栄養源となっています。
給食配達は、仕出しおがわ様にお願いしております。

おがわ様は「生きることは食べること、未来につながる会社となります。」を会社の”モットー”に掲げ、企業昼食だけではなく、仕出し料理・弁当・宅配弁当事業・高齢者向け宅配事業・冷凍惣菜製造・販売なども手掛けており、富士・富士宮を中心に活躍されています。

給食配達では、栄養や彩りのバランスを考え、毎日違う献立のお弁当を提供してくださっています。
さらに、添加物をおさえるために素材にもこだわり、コロッケやハンバーグなどもすべて自社で手作りをし、業務用の卵液もつかわず卵を1つ1つ手で割るところから仕込みをしてくださっています。
ガス窯で炊いてくださっているつやつやのお米は、毎日惜しみなくぎっしりとつめられています!

またお弁当での栄養サポートだけでなく、宅配を通じて子ども見守りサービスや高齢者見守りサービスなどといったサービスからも社会貢献に取組んでいらっしゃるところにも共感しました。

そんなおがわ様だからこそ、市内の数ある企業から選択し、ろーどにも毎日給食を届けていただいただくことになりました。
仕出しおがわ様の魅力に関しては、WEBサイトをぜひご覧ください。
仕出しおがわ|富士市の手作りにこだわる仕出し・宅配弁当を配達 (fuji-sidasi.com)

仕出しおがわ様、いつもありがとうございます!

食事手当の導入

栄養バランスを考慮した食事をいただくことは、従業員の健康をサポートし、業務効率の向上につながる為、給食代は一部会社が負担するようにしています。
以下は給食を頂いている従業員の声になります。

ご飯に合うおかずの種類がとても豊富で、毎日「今日のおかずは何だろう」とお弁当を楽しみに仕事 をしています!

・自分ではこんなにたくさんの品数や食材を使ったお弁当は作れないので、おがわさんのお弁当を注文した日はお昼が楽しみのひとつになっています!

献立が毎日違うので、「今日のお弁当はなんだろう」と昼食が楽しみになりました。
健康的で美味しいお弁当で大満足しています!


・自分で弁当を作ると栄養が偏ってしまいがちですが、
 おがわさんの弁当は栄養バランスがよく、美味しい弁当なのでいつも大変助かっています!


・おがわ様のお弁当はとても美味しく、心と体に元気をいただいています。
 いつも美味しいお弁当ありがとうございます。

雨の日でも毎日配達してくださり、ありがとうございます!

朝礼での体調確認

ろーどの朝礼では「体調確認」を行い、従業員全員に体調に変化がないかを確認します。
食事だけでなく、運動や睡眠についての状況も共有しています。
ここで大切なのは、些細な不調でも正直に報告することです。
業務を始める前に全員が集まる場で正直に報告をすれば、業務を分担して不調を感じている人に病院行って診察をうけてもらったり、休んでもらうこともできます。

出社をすると仕事を頑張る気持ちになり、体調はどうかと聞かれてもつい「元気です!」と答えてしまいたくなりますが、冷静に自分の体調に変化はないか・仲間の顔色に変化はないか確認することを意識し実践しています。

取組みについて私が感じること

今回ご紹介した朝礼での体調確認と給食配達は、既に取組んでいる企業様も多いのではないでしょうか。
実際、私が過去に勤めていた会社でもこのような取組をしてくれていました。
しかし私は未熟で、何のためにそのような取組をしてくれていたのかを理解していませんでした。
その経験から、会社と従業員のお互いが取組の目的を理解して運用することはとても大切なことだと思います。

会社側としては当たり前だと思っている事でも、従業員に丁寧に説明してあげることで理解が深まる取組や制度はたくさんあるように感じています。
会社や仲間が自分の健康を願ってくれていることに感謝し、自分の為に、そして家族のように親しんでいる仲間と会社のためにも、健康を維持するための取組を続けていきたいと思います。

鈴木 智香

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