Road News8月号をお届けします。
お時間がある時にご覧頂けましたら幸いです。
昨日、オンラインイベントにて2人の大学生のプレゼンテーションを聞く機会がありました。コロナ禍の状況下で大学最後の1年間を悔いなく過ごしたい!と考え、主体的に取り組んだ取組について語って下さいました。
おふたりのお話には共通したキーワードがありました。それは「本気」と「楽しむ」です。
Aさんは「楽しいことに必死に取り組んでいたら、いつのまにか本気になっていた」と仰っていました。
Bさんは「外見ばかり気にしないで、本気で自分と向き合おうと努力したら、毎日が楽しくなった。」と仰っていました。
私にはおふたりが「本気」と「楽しむ」という、一見相反するような心を両立させようと取り組んでおられるように映りました。
論語の中に「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」という章句があります。この章句は「勉強してよく知っている人は、それを好きでやっている人にはかなわない。好きでやっている人も、それを楽しんでいる人にはかなわない」という意味だと理解しています。
「本気」と「楽しむ」の両立を目指す二人は、孔子の仰る『それを楽しんでいる人』を自然な形で目指すことができているのではないかと感じました。私どもも後輩の皆様に負けないよう精進致します。
今月も何卒よろしくお願い申し上げます。