Road News 6月号

投稿日:2023.06.01

いつも大変お世話になっております。
Road News6月号をお届けします。
お時間がある時にご覧頂けましたら幸いです。

当社では、企業様が外国人を雇用する際の支援業務を行っており、現在は16人のミャンマー人の生活支援も担当しています。
そのようなご縁から、ゴールデンウィークにミャンマーを視察させて頂きました。

視察を通して感じたことはRoad Newsに書かせて頂きましたが、忘れられないのは、ミャンマーの若者から伝わってきた強くて真っ直ぐな思いです。
その思いを支えているのは、「家族の生活を支えよう。同時に自らの人生も前に進めていこう。そのために何としても日本で働くんだ!」という純粋な心から湧き出るエネルギーだと感じました。

そのようなミャンマーの若者の思いに触れて、私は坂村真民先生の「二度とない人生だから」という詩を思い出しました。
ミャンマーから学ばせて頂いたことを生かしてまいります。

今月も何卒よろしくお願い申し上げます。

大道 和哉


「二度とない人生だから」 坂村 真民


二度とない人生だから 一輪の花にも 無限の愛をそそいでゆこう

一羽の鳥の声にも 無心の耳を かたむけてゆこう

二度とない人生だから 一匹のこおろぎでも ふみころさないように こころしてゆこう
どんなにか よろこぶだろう

二度とない人生だから 一ぺんでも多く 便りをしよう
返事は必ず書くことにしよう

二度とない人生だから まず一番身近な者たちにできるだけのことをしよう
貧しいけれど こころ豊かに接してゆこう

二度とない人生だから つゆくさのつゆにも めぐりあいのふしぎを思い 足をとどめてみつめてゆこう

二度とない人生だから のぼる日しづむ日 まるい月かけてゆく月 四季それぞれの星々の光にふれて わがこころをあらいきよめてゆこう

二度とない人生だから 戦争のない世の実現に努力し そういう詩を一編でも多く作ってゆこう

わたしが死んだら あとをついでくれる若い人たちのために この大願を書きつづけてゆこう。


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