いつも大変お世話になっております。
Road News 12月号をお届けします。
お時間がある時にご覧頂けましたら幸いです。
今年も残すところ1ヶ月となりました。
少し早いですが、2023年を振り返ると、外部環境の変化を痛感した1年だったように思います。
これまでも地域においては、少子高齢化に伴う労働力不足が懸念されていましたが、コロナ禍が明けてから、以下のような変化がはっきりとあらわれてきました。
・継続的に新卒採用ができていた企業でも採用が難しくなっている。
・国の政策の影響もあり、働く人の賃金が全体的に上昇している。
・「良い会社」を自ら探し、選択する人が増えている。
・国内で若い人材を確保できなくなったことで、外国人の採用を検討する企業が増えている。
先日、外国人の技能実習生制度の見直しに関する最終報告書がまとめられました。これからは、「技能実習生制度」を廃止し、「育成就労制度」に変更する運びとなりました。
変更を行う最大の目的は、日本が働く外国人から選ばれる国になるためです。
日本人はもちろんのこと、これからは外国人にも選んで頂く努力をしないと、企業は働き手の確保ができない時代になると予想がされているのです。
このような背景から、2024年は、「働く人から選ばれる企業づくり」に資する取組が、いっそう活発化すると予測しています。
少しでも、企業、地域、働く人のお役に立てるよう、力をつけてまいります。
今月もよろしくお願い申し上げます。
大道 和哉