Road News1月号

投稿日:2025.01.05

2025年 新年の挨拶

あけましておめでとうございます。

皆さまにおかれましては、清々しい気持ちで新年をお迎えの事とお喜び申し上げます。

昨今は人口減少が主な要因となり、私ども中小企業の人材に関する課題が深刻化しています。
まずは最低賃金の引き上げです。政府はこれまで2030年代半ばとしていた最低賃金1500円の目標を2020年代に前倒しをしました。
この影響により企業の人件費がそれなりのスピードで高騰していくことは間違いありません。

また、パートなどの短時間労働者の社会保険の適用範囲も年々拡大されており、これまで社会保険の企業負担が発生しない短時間労働者を多く雇用していた会社は、どこかのタイミングで戦略の変更に迫られるかもしれません。

そして、転職希望者に有利な売り手市場の中における、職場の風土づくりや人材のマネジメントの難易度が高まっていることを実感します。
このような苦しい環境の中でも、地域の企業や個人が希望を見出し、成長を続ける一助となれるよう、社員一丸となって精進いたします。

結びになりますが、皆さまとご家族のご健勝・ご多幸を祈念して、新年のあいさつとさせていただきます。

代表 大道 和哉

社労士オフィスろーど 新入社員紹介

<プロフィール>

  • 氏名:小林沙貴(こばやし さき)
  • 出身:静岡県富士市
  • 趣味:読書
  • 好きな作家:村上春樹

<新入社員からのご挨拶>
私はオフィスろーどに入社する前に、6年間地元の金融機関で事務を務めておりました。
退職後、妹の鈴木智香がオフィスろーどの社員ということで、ご縁を繋いでいただきました。
これだけ日々社是を重んじる職場は初めてでしたが、私なりに挑戦してみたいという気持ちが湧き、主に給与計算業務をはじめとする労務業務に携わることになりました。

一から覚えることばかりの未熟者ですが、より早くお客様のお役に立てるよう、ひたむきに、誠実にを心がけて対応させていただきます。よろしくお願いいたします。

富士市立中央病院様 ハラスメント防止研修レポート

2024年11月20日に富士市立中央病院様でハラスメント防止研修を担当させて頂きました。

今回の研修は、病院内に設置された人材育成センター様が主催したもので、事前に2回のお打合せを行い、研修内容について入念に確認を行いました。
その結果、ハラスメントを予防するためのハウツーを学ぶだけでなく、なぜハラスメントが起こってしまうのかという根本的な原因についての共通理解を図ることを研修の狙いに定めました。

【富士市立中央病院様 ハラスメント防止研修レポート】
 👉https://road-consulting.jp/report/2227/

「生徒に選ばれる学校をつくる意義について」静岡市立清水桜が丘高等学校 第2回悉皆研修会レポート

11月14日(木)に、第2回悉皆研修会が清水桜が丘教職員を対象に開催されました。

清水桜が丘高等学校(以下、桜が丘高校)では、「スクール・ミッション」と「スクール・ポリシー」を実現するため、静岡市教育委員会、清水桜が丘の教職員、そして外部アドバイザーで構成される魅力化小委員会が設置されました。
関係者とのご縁から、弊社の大道和哉が外部アドバイザーとして本委員会に参加させて頂くことになり、今回の研修会にも携わらさせていただきました。

第2回悉皆研修会は、旧清水商業高等学校を象徴するOBであり、ジュビロ磐田のスポーツダイレクターとしてご活躍中の藤田俊哉さんをお招きしました。
教職員の皆さまが、清水桜が丘の学校改革の重要性と方向性に対する理解をより深めることを目標とし実施いたしました。

【静岡市立清水桜が丘高等学校 第2回悉皆研修会レポート】
 👉https://road-consulting.jp/report/2210/

若手従業員のメンタルヘルス不調の実態と要因

人手不足が続く中、就業者がメンタルヘルス不調を抱えるケースが増加しており、特に20代のメンタルヘルス不調の増加が指摘されています。

株式会社パーソル総合研究所が20~69歳男女計3,025名を対象に調査をした結果、過去3年以内に、治療なしでは日常生活が困難なほどのメンタルヘルス不調を経験した正規雇用者は14.6%、性年代別に見ると、20代男性18.5%、20代女性23.3%が経験し、若年層ほどメンタルヘルス不調の経験をしている割合が高くなっています。

若手にメンタルヘルス不調が多いことに影響していると考えられる若手特有の要因として、以下の5つが挙げられます。

  1. 仕事のプレッシャー・難しさ
  2. 目立ちたくない、確立された手法にのっとりたい、失敗したくない、怒られたくない、対立したくないという「拒否回避志向」の高まり と、上司による叱責との相性の悪さ
  3. キャリア不安(将来のキャリア・生活、能力やスキルへの不安)
  4. スマートフォンなどの画面付きデジタル端末の利用時間の増加
  5. テレワークによる孤独感の高まり

若手従業員のメンタルヘルス不調と退職問題の大きな要因として、上司と部下間の認識ギャップや、相談後の評価低下や対応の不透明さへの懸念にあります。
特に若手はキャリア不安から相談をためらい、問題が重症化するケースが多いです。 研修や面談を通じてギャップを埋め、職場対応を周知することが重要になってきています。

【パーソル総合研究所「若手従業員のメンタルヘルス不調についての定量調査」】
👉 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/young-mental-health.pdf

キャリアアップ助成金(正社員化コース)のご紹介

キャリアアップ助成金は、主に非正規雇用の労働者(契約社員、パートタイム労働者、派遣社員など)のキャリアアップや雇用環境の改善を目的として、企業に対して支給される助成金です。

今回はキャリアアップ助成金の中の「正社員化コース」をご紹介いたします。

正社員化コースは、有期契約社員やパートタイム労働者を正社員に転換した場合に支給をうけることができるコースです。

  • 転換前後での労働契約の違い等が、就業規則に明記されている。
  • 転換後の基本給が転換前より3%以上増加している。
  • 有期契約社員から正社員に転換してから、6か月以上経過している。

上記のようないくつかの要件を押さえ、要件に沿った就業規則や賃金台帳、出勤簿等を用意し、提出することが必要です。
キャリアアップ助成金のご活用をご検討されている方や、気になること等がある方はお気軽にお問い合わせください。

【厚生労働省「キャリアアップ助成金のご案内(令和6年度)」】
 👉 https://www.mhlw.go.jp/content/11910500/001249270.pdf

在留外国人数350万人突破、過去最高を更新

法務省出入国在留管理庁の資料によると、令和6年6月末時点の在留外国人数は358万8,956人と過去最高を更新し、前年末比で約17万増加しました。

また総務省統計局の資料より、令和6年12月1日時点での日本人口は1億2374万人となり、日本人口の1000人に約3人が外国人が占めている結果となりました。

在留外国人数は以下【第1図】在留外国人の推移の通り、令和2年末と令和3年末に限り、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり増加しておりませんが、令和4年末以降は毎年増加傾向となり、今後も在留外国人数は増加する見込みです。

【記事参考リンク】
 👉出入国在留管理庁 【令和6年6月末】公表資料
 👉総務省統計局 人口推移

日本語のコツ ⑧難しい日本語は「ルビ」と「(かっこ書き)」を使って説明する 〜今日からできる!日本語を使って外国人とコミュニケーションをとるコツ~

新米日本語教師の大竹です!

富士山メソッドプロジェクトの担当者として、外国人の方々の生活サポートや日本語指導、外国人が働く企業のサポートをさせていただいています。

現在急増中の在留外国人の方々とのコミュニケーションを円滑にする言語・手法として注目される「やさしい日本語」をもとにしながら、日本語を使って外国人とコミュニケーションをとるコツを連載でご紹介させていただいております。

第8弾のテーマは、『難しい日本語は「ルビ」と「(かっこ書き)」を使って説明する』です。

日本語は理解・習得が非常に難しい言語であるため、やさしい日本語に変換することが基本ですが、災害や公共の場のルール・マナーに関する言葉の中には、「避難」「警報」「案内」などの難しい日本語のまま外国人の方々に覚えていただくことが大切な言葉もあります。

今回は上記のような難しい日本語を説明し、覚えてもらうコツをご紹介しています。
よろしければ、以下URLよりぜひご覧ください。

【日本語コツ⑧ 難しい日本語は「ルビ」と「(かっこ書き)」を使って説明する】
 👉 https://fujisan-method.jp/info/1538/

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