社労士オフィスろーどの植松です。
今回の事務所日記では、私たちが毎月実施している「労務勉強会」についてご紹介させていただきます。

<労務勉強会を実施する目的 >
弊社の労務サポートチームでは月に1回、勉強会を開催しています。
日々の業務において不明なまま進めてしまっている点や、困っている点などを各月のテーマとして設定し、そのテーマに対して全員で知識や学びを持ち寄り、共有をすることで、社員全員でお客様をサポートするための知識・理解を深めることを目的としています。
また、立場や担当が異なるメンバー同士で意見を交わしたり、不明な点を素直に共有して勉強することを繰り返すことで、正社員やパートなどの働き方を問わず、誰でも成長しながら安心して働ける職場づくりに繋げたいとの思いもあります。
<労務勉強会の事前準備>
① 勉強会テーマの設定
まずは勉強会のテーマを設定します。
毎月の勉強会や日々のチームミーティング時に、チーム員が抱える課題や不安を共有し、チームリーダーが1回の勉強会につき2〜3つのテーマを事前に設定します。
労働保険年度更新や定時改定、年末調整など、年に一度行う業務が間近に迫っている場合には、それらの業務実施に向けた実務の準備に勉強会を活用することもあります。
②テーマ別にペアを作成
チーム内でテーマごとにペアを作ります。
ペアの選定は、各自が持っている知識や日常の担当タスク等を考慮して、毎月設定しています。
③情報収集、資料作成
ペアが決定したら、それぞれが労務勉強会の開催日に向けて準備を進めます。
発表に向けての勉強や資料・スライドの作成は、日々の業務の合間を活用して進めていきます。
業務の合間を活用して進めていくため、発表は1ペアあたり約15分間と、比較的コンパクトな時間設定にしています。
勉強会の準備に追い込まれることがないよう、ペア同士でポイントを絞って役割を分担し、声を掛け合いながら、無理のないよう少しずつ準備を積み重ねていくことを大切にしています。
また、一人で抱え込むのではなく、お互いにフォローし合いながら進めることも大切にしています。
疑問点を共有したり、内容の確認を行ったりすることで理解を深め、チーム全体の知識向上につなげています。
<労務勉強会 当日の様子>

労務勉強会では最初に参加者全員で目的を確認した後に、担当ペアごと約15分間のテーマ発表を行います。その後に意見交換の時間を設けて、日頃の業務で感じているテーマに関する疑問や気づきを共有し合います。
直近の勉強会では、新入社員が入社したこともあり、以下3つのテーマで勉強会を開催しました。
①「労災保険」の目的と概要
②「雇用保険」の目的と概要
③「労働保険年度更新」実務の方法と注意点
今回普段の業務の中でも関わる機会の多い基礎的な内容を取り扱いましたが、改めて制度の目的や、書類の記入方法などの実務に関する内容について確認をしました。
その結果、日ごろ違う役割を担っている従業員間でも、テーマに対して理解の足並みをそろえることができたと感じています。
<おわりに>
私は当初、「勉強会」というのは、先生のような方や、その議題に詳しい人から教わり、自分の知識を高めていくものだと思っていました。
しかし実際には、自ら調べて知識を習得し、それをアウトプットすることで自信にもつながり、また自分の担当でない内容についてはインプットできる、とても有意義な場だと感じました。
実際に、勉強会で発表した内容に関する課題に業務中直面した際には、自信を持って行動することができ、自分自身の成長を実感しました。
労務勉強会は、単なる知識の共有にとどまらず、人と人をつなぐ大切な時間です。
これからも無理のない形で続けながら、より良いお客様サポートと職場づくりに活かしていきたいと思います。
植松なつみ





